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東京都台東区の歴史
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所在地 台東区花川戸2-11-13 

  九品寺大仏
 境内の左側に建つ大きな仏像は銅造の阿弥陀如来坐像で、「九品寺大仏」の名で親しまれている。この坐像は、明暦3年(1657)の大火で亡くなった人々の菩提を弔うため、当寺第2世住職天誉が江戸市民から浄財を募って万治3年(1660)に造立した。蓮華座には、造立に協力した人々やその縁故者と思われる人物の戒名・法名などを刻む。作者の長谷川五郎兵衛尉益継は、万治から寛文年間(1658~1672)の頃に活躍した鋳物師のひとりで、遺品としては九品寺大仏を含め4点の仏像・梵鐘がある。
 また、かつて九品寺には平安朝の学者小野篁の作と伝える沓履地蔵尊(木造念持仏)が安置されていたが、関東大震災で焼失した。平成3年(1991)、当寺では文献に拠って沓履地蔵尊をほぼ等身大の大きさに復元し、大仏の向い側に再建した。履物の街花川戸にふさわしく、沓を履いている珍しい地蔵菩薩像である。
 平成4年(1992)11月 台東区教育委員会       

                                The Kuhon-ji Buddha
 The large statue of Buddha standing on the right hand side of the temple precincts is a seated image of the Amida Buddha in bronze.It is known as the "Kuhon-ji Daibutsu"(the Great Buddha of Kuhon-ji Temple).
 This statue was erected in 1660 as a memorial to those who deid in the great fire in Edo in 1657.It was Tenyo,the second chief priest of the temple,who collected votive offerings from the people of Edo to erect the statue.On the pedestal the names of people who contributed are engraved.
 The artist was Hasegawa Masutsugu,who was avtive from around 1658 to1672.

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