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東京都台東区の歴史
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所在地 台東区蔵前4-15-2 (法林寺)

         高嵩谷墓
 高嵩谷は、享保15年(1730)江戸に生まれる。江戸中期の画家で、名を一雄、号を屠竜翁、翠雲堂などと称した。画を英一蝶の門人佐脇嵩之に学んだ。
 英一蝶は、市井の風俗を軽妙に描写し、英派という一派を開いた元禄期を代表する画家の一人である。
 嵩谷は、一蝶風の風俗画を得意としたが、のちには、武者絵に新境地を開いた。浅草寺に現存する大絵馬「源三位頼政鵺退治図」は、天明7年(1787)の制作で、嵩谷の代表作のひとつ。『平家物語』に記されている。源頼政が紫宸殿で猪ノ早太と共に怪獣鵺を射止めた武勇伝を描いたものである。また、根岸3丁目の永称寺には、墨画竹虎図の屏風がある。
 文化元年(1804)8月、75歳で没し、当寺に葬られた。なお、墓所は非公開である。
 平成8年(1996)3月   台東区教育委員会

         TOMB OF KOU SUKOKU
 Kou Sukoku was born in 1730.He was a painter in the middle of the Edo era and excellent at pictures of famous samurai in combat.Among all,the pibture called"Extermination of a chimera",which is now kept at Sensoji temple,is considered one of the most representatives of his work.It depicts a legend from the Heike Monogatari(Story of Heike Family) about a warlord called Minamoto Yorimasa who exterminated a chimera.
 Kou Sukoku passed away at the age of 75 years old in August of 1804 and was buried in this temple.
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