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東京都台東区の歴史
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所在地 台東区上野公園8-43 (上野恩賜公園)

国指定重要文化財
 旧東京音楽学校奏楽堂
     昭和63年(1988)1月13日指定

 この建物は、明治23年(1890)東京音楽学校(現東京芸術大学)本館として建設された。設計は山口半六、久留正道で、わが国初の本格的な音楽ホールであり、音楽教育に記念碑的な存在である。
 中央天井をヴォールト状(かまぼこ型)に高くし、視覚、排気、音響上の配慮がなされている。また、壁面や床下に藁や大鋸屑が詰められ、遮音効果をあげるなど技術的な工夫があり、貴重な建築物である。
 この奏楽堂からは、滝廉太郎を始めとする幾多の音楽家を世に送り出してきたが、老朽化が進み、取壊しの危機にひんしていた。しかし、音楽関係者を始めとする多くの人々の保存に対する努力が実り、昭和62年(1987)3月、歴史と伝統を踏まえ、広く一般に活用されるよう、この地に移築復元された。
 また、移築工事とあわせて、日本唯一の空気式パイプオルガンも修復され舞台中央に甦った。昭和63年(1988)1月13日付で国の重要文化財に指定された。
 平成6年(1994)3月  台東区教育委員会



     SYMPHONY HALL OF THE OLD TOKYO MUSIC SCHOOL
 This structure was constructed as the main building of the Tokyo Music school(present Tokyo University of Arts)in 1890.The designers were Yamaguchi Hanroku and Kuru Masamichi,and it was the first ful-scale music education in this country.
 From this symphony hall,many musicians including Taki Rentaro emerged.However,superannuation of the building went on,and it was in danger of being demolished.Due to the endeavors of those concerned with music and other people,however ,it was relocated to this place in March 1987 with its original appearance restored.
 In coinciding with the relocation work,the only pneumatictype  organ in Japan was repaired,and resurrected in the center of the stage.It was designated as an important cultural asset of the nation in January 1988. 
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